カラオケ店でVR KDDIがJOYSOUND直営店で展開
KDDIが、カラオケ店でVRが楽しめるサービスを8月22日から提供する。全国のJOYSOUND直営店で展開する予定。
KDDIは8月8日、カラオケ店でVR(仮想現実)が楽しめる「KDDI カラオケVR」を8月22日から提供すると発表した。まずはJOYSOUND品川港南口店から始め、全国のJOYSOUND直営店で展開する予定。
「KDDI カラオケVR」では、VRゴーグルとコントローラーがセットになった「Galaxy Gear VR with Controller」とAndroidスマートフォン「Galaxy S8」を1人1台貸し出す。カラオケ機材と接続でき、高品質なスピーカーで臨場感のあるVR体験ができるという。
8〜9月の配信コンテンツは、女性アイドルグループ「マジカル・パンチライン」のバーチャル握手会や、新曲「パレードは続く」をVR空間の好きな視点から視聴できるもの、ホラーVR「怨みの村」、さまざまな恐竜の様子を見られる「ギガ恐竜展2017-地球の絶対王者のなぞ-」など。視聴コンテンツは毎月更新する。
利用にはカラオケ室料とは別に、1台につき30分300円(税別)がかかる。フリータイムの場合は1台1500円(税別)。「auスマートパス プレミアム」または「うたパス」会員には、カラオケ利用料金が割引になる火曜日のクーポン「auチューズデイ」をVR利用時も適用し、利用料金の総額から最大1200円(税別)の割引をするとしている。
KDDIは2016年10〜11月にカラオケ店舗でのVRコンテンツ配信の実証実験を実施。参加者からの好評を受け、今回正式に商用サービスとして提供を始めたという。「カラオケ店の集客や、アーティストの新たなPR手法提供といった目的もある」(同社広報部)
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