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「Apple TV」、米国市場でのシェア減少──Parks Associates調べ
Appleのストリーミング端末「Apple TV」は米国のストリーミング端末市場で2015年から4位だが、2017年第1四半期にさらにシェアを落とした。トップはRokuで、Amazon、Googleと続く。
米Appleの「Apple TV」が、米国のメディアストリーミングプレーヤー市場でシェアを落としている──。米Parks Associatesが8月23日(現地時間)に発表した米国での第1四半期(1〜3月)の調査結果でそう指摘した。
メーカーの順位は、1位は米Roku(シェア37%)、2位は米Amazon.com(シェア24%)、3位は米Google(シェア18%)、4位が米Apple(シェア15%)だった。
「Fire TV」が好調なAmazonがシェアを8ポイント伸ばし、「Chromecast」などを擁するGoogleを抜いた。Appleはこの調査では、2015年から4位だ。
Parks Associatesによると、ブロードバンドに接続する米国一般家庭の3分の1がストリーミングメディアプレーヤーを持っているという。この調査は、米国のブロードバンドに接続する1万世帯を対象にしている。
Appleは今秋に4K対応の新しい「Apple TV」を発表するとうわさされている。
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