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「TOKYO MX」公式サイトに不正アクセス 視聴者のメアド最大37万件流出か
TOKYO MXの公式サイトに不正アクセス。視聴者のメールアドレスなど最大37万件が流出した可能性があるという。
東京メトロポリタンビジョン(TOKYO MX)は10月4日、公式サイト「http://s.mxtv.jp」のサーバが不正アクセスを受け、視聴者のメールアドレスなど最大37万件が流出した可能性があると発表した。「サーバの一部プログラム」の脆弱性を通じ、侵入を受けたという。
流出した可能性があるのは、番組のコメント用投稿フォームなどから投稿された情報で、氏名・メーロルアドレス1270件と、メールアドレス・ニックネーム最大37万件。
住所や電話番号、クレジットカード情報は含まれていないという。各番組のプレゼントに応募されているシステムは不正アクセスの対象ではないとしている。
10月3日の午後8時ごろ、サイトに異常なアクセスがあり、調査したところ、外部からの不正な侵入の形跡を確認。サーバの一部プログラムに脆弱性があり、その部分を介して情報が不正に取得された可能性があることが分かった。
被害の拡大を防ぐため、Webサイトの該当部分を停止。専門家の協力を得ながらセキュリティ強化に務めているという。流出のおそれがあるユーザーには、メールで連絡する。
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