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Samsung、「Bixby 2.0」で家電を網羅するIoTプロジェクトを発表
Samsungは、独自のAIアシスタント機能を“あらゆる端末に搭載”するIoTエコシステムを構築する「Bixby 2.0」を発表した。サードパーティー向けSDKをクローズドβで提供する。
韓国Samsung Electronicsは10月18日(現地時間)、米カリフォルニア州サンフランシスコで開催の開発者会議「Samsung Developer Conference」で、同社のAIアシスタント「Bixby」のアップデート「Bixby 2.0」を発表した。
Bixbyは、「Galaxy S8」や「Galaxy Note8」に搭載されるAIアシスタント。音声を担う「Bixby Voice」は8月に200カ国語(日本語は含まれない)に対応した。
現在はスマートフォンに搭載し、簡単な質問や一部の家電の操作に利用できるだけのBixbyだが、今後はSamsungの冷蔵庫やスマートテレビ、スマートスピーカーなどに搭載し、SDKを公開することでサードパーティーも参加するアプリケーションエコシステムを構築していく計画という。
まずはクローズドβ版のSDKを一部の開発者に提供する。
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