ニュース
「YouTube Kids」、年齢に合わせたレベル変更やパスコードでの保護が可能に
日本でも5月から提供しているペアレンタル機能付きYouTubeアプリ「YouTube Kids」で、子供ごとにプロフィールを作成し、年齢に合わせたUIを使わせることが可能になった。子供は兄弟に邪魔されないようパスコードを使うこともできる。
米Google傘下のYouTubeは11月2日(現地時間)、ペアレンタル機能付きYouTubeアプリ「YouTube Kids」をアップデートしたと発表した。
YouTube Kidsは、子供に安心してYouTubeを見せられるようにすることを目的としたモバイルアプリ。2015年に立ち上げ、今年5月から日本でも使えるようになった。
ボタンのサイズが大きかったりカテゴリーが単純化されているなど、ユーザーインタフェース(UI)が子供向けになっており、閲覧できるコンテンツや利用時間の制限設定などのペアレンタルコントロール機能を備える。
今回のアップデートで、子供ごとにアカウントを設定できるようになった。生年月日を入力すると、例えば、年齢が低いほどテキストが少ないなど、年齢に合わせたUIになる。
子ども自身でパスコードを設定でき、自分の設定を兄弟に勝手に使われる心配がなくなった。ただし、保護者は従来通り子どものアカウントをチェックできる。また、同じアカウントで複数の端末を使えるようになった。
YouTube Kidsは日本を含む37カ国で利用できる。
関連記事
- Google、子どものスマホ使用を管理する保護者向けアプリ「Family Link」
Googleがペアレンタルコントロールアプリ「Family Link」の招待制での提供を米国で開始した。子どもに与えるAndroid端末をこのアプリから管理できる。ダウンロードするアプリを制限したり、アプリの利用状況をチェックしたり、リモートでロックしたりできる。 - 子ども向け視聴アプリ「YouTube Kids」きょうから提供
子ども向けに再設計したインタフェース、コンテンツのカテゴリー表示、保護者向け機能を備える。 - Google、子ども用「YouTube Kids」アプリをiOS/Androidでリリース
「YouTube Kids」は子ども向けコンテンツだけを視聴できる、保護者にとって安心なiOS/Androidアプリ。ペアレンタルコントロールでタイマーやボリュームオフ、検索オフなども設定できる。まずは米国でリリースされた。 - 0〜2歳児の過半数「スマホを使ったことがある」 “スマホ育児”の影響、専門家が指摘
スマートフォンを子育てにうまく活用するために気を付けるポイントは?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.