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大掃除のごみ処分「5.8万円の損失」 メルカリ調査
メルカリが、大掃除で処分されたもの上位3つを合わせると、1人当たり5.8万円ほどの損失になるという調査結果を発表した。
「大掃除のごみ処分で、1人当たり5.8万円相当の損失が出ている」──フリマアプリを提供するメルカリは11月24日、「大掃除と断捨離」について、そんな意識調査の結果を発表した。
2016年の大掃除で「不用品として処分したもの」は、1位が「洋服」(51.6%)で、以下「靴」(44.2%)、「本」(42.5%)が続く。洋服、靴、本のカテゴリーで1人当たりが処分する個数とメルカリでの平均単価を計算すると、1人当たり5万8250円の機会損失になるという。
「年末の大掃除にしたいこと」で「不用品の片付け」を「とてもしたいと思う」「どちらかといえばしたいと思う」と答えたのは95.3%。そのうち88.9%が「自分でごみとして処分する」と回答した。「実店舗買い取りサービス」(20.0%)、「リユースショップ」(9.5%)、「フリマアプリ」(8.5%)などの利用はまだ多くない。
一方で、スマートフォンを使ったオンラインサービスによる不用品処理は、52.1%が「既にやっている」「ぜひやってみたい」「やってみたい」と前向きだ。スマホを活用した断捨離の魅力は、「自宅にいながら出品できる」(37.0%)、「スマホされあればすぐに始められる」(27.8%)などの声が多かった。
調査期間は11月10日〜12日。全国20〜69歳の男女1000人にインターネット調査を実施した。
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