コンピュータゲームの腕を競い合う「eスポーツ」の日本初のプロライセンスが、2018年2月に開かれる「闘会議 2018」で発行される。新たに設立するeスポーツの業界団体などが、プロライセンス発行のレギュレーションの作成を行っている。
2月10日に開幕する「闘会議 2018」(千葉・幕張メッセ)でeスポーツ競技会を開催。プロライセンスを初めて発行する。「ウイニングイレブン 2018」「ストリートファイターV アーケードエディション」「鉄拳7」「パズル&ドラゴンズ」「モンスターストライク」の5つのゲームが対象だ。
新設する業界団体は、日本eスポーツ協会(JeSPA)、e‐sports促進機構、日本eスポーツ連盟(JeSF)が統合したもの。コンピュータエンターテインメント協会(CESA)と日本オンラインゲーム協会(JOGA)も協力し、プロライセンス発行のレギュレーション作成などを進めている。
ライセンスの発行の要件を満たす選手だけでなく、これまでのeスポーツ競技大会で実績のある選手にも、パブリッシャーの推薦・承認を得て特別枠で発行することも検討している。
闘会議は、ドワンゴなどが2015年から開催しているゲームの祭典。今回から、新設するeスポーツの団体が新たに加わる。
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