東京ビットコイン取引所が「DMM Bitcoin」に 段階的にサービス停止し、18年1月から新サービスへ
DMM.comがグループ会社「東京ビットコイン取引所」を「DMM Bitcoin」へ社名変更。12月20日から段階的にサービスを停止し、2018年1月10日から新サービスを公開する。
DMM.comは12月20日、DMMのグループ会社で仮想通貨取引所を運営する「東京ビットコイン取引所」を「DMM Bitcoin」に社名変更し、2018年1月から新サービスを開始すると発表した。東京ビットコイン取引所の現行サービスは12月20日から段階的に停止し、新サービスを18年1月10日に公開する。
現行サービスについては12月20日午前10時の口座開設申込受付停止を皮切りに段階的に停止する。29日午後5時にはビットコインキャッシュの対応や新規取引、入金、仮想通貨の入庫などを停止し、出金や仮想通貨の出庫も18年1月4日午後5時に停止する。
現行サービスで残高を保有しているユーザーについては、新サービスへの移行について個別に郵送やメールで案内し、1月4日午後5時まで新サービスへの移行を受け付ける。移行には新サービスにおける約款等の承諾や追加で必要となるユーザー情報の提出が必要。承諾や返信がない場合は口座を解約し、保有しているビットコイン等については1月5日以降、対応日のレートを元にDMM Bitcoinが買い取り、円換算した上で出金するという。残高を保有していないユーザーについても18年1月4日で口座解約となる。
1月10日にはDMM Bitcoinとして新しい仮想通貨取引サービスのサイトを公開し、11日から口座開設申込を受け付ける。利用できる仮想通貨はビットコイン、イーサリアム、ネム、リップル、ライトコイン、イーサリアムクラシック、ビットコインキャッシュの7種類。7種全てでレバレッジ取引が可能な他、ビットコインとイーサリアムについては現物取引も可能という。取引は24時間365日対応(※水曜正午〜午後6時のメンテナンス時間を除く)、PCだけでなくスマートフォン向けのアプリ(iOS/Android)も提供する。
仮想通貨事業に力を入れるDMMは、17年10月に仮想通貨マイニング事業に参入。18年春には100%子会社のネクストカレンシーも仮想通貨取引事業を開始する予定だ。
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