アイボがなくてもアイボと遊べるアプリ、ソニーが提供開始 本体とも連携可能な「My aibo」
ソニーが犬型ロボット「aibo」と連携するアプリ「My aibo」の提供を始めた。aibo本体の設定やカスタマイズができるだけでなく、aiboを持っていない人でもアプリ上のaiboと遊べる。
ソニーは1月9日、AI(人工知能)技術を活用した犬型ロボット「aibo」(アイボ)と連携するアプリ「My aibo」(iOS/Android、Webブラウザ版)の提供を始めた。aiboの本体設定やオーナー情報の確認などが行えるほか、aiboを持っていない人でもアプリケーション上のaiboと遊べるという。
My aiboでは、aiboの名前や鳴き声の大きさなどを設定できるほか、鳴き声や瞳の色のカスタマイズ、通信状態やバッテリー残量の確認などが可能。2体以上のaiboを持っている場合でも、それぞれのaiboに切り替えて管理できるという。aiboが撮影した写真を閲覧、保存したり、Facebookに投稿したりすることのできる「aiboフォト」という機能も備える。
また、aiboを持っていない人でもアプリケーション上のaiboと「あそぶ」ことができる。画面に表示されたaiboの頭をタッチ操作でなでたり、ピンクボールや「アイボーン」(aibo用の骨型アクセサリー)を動かしてaiboに拾ってもらったりとコミュニケーションが楽しめる。
My aiboのスマホアプリは、iOS 9.0以上またはAndroid 4.4以上のスマートフォン、Webブラウザ版はmacOS 10.10以降(Safari 10以降、Chrome)またはWindows7、8.1(Internet Explorer 11、Chrome)、Windows10(Internet Explorer 11、Chrome、Edge)に対応する。
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