ニュース
ソニーがスタートアップ支援 「First Flight」開放、量産・事業化サポート
ソニーが、スタートアップなど外部企業に対して、新規事業の加速支援サービスの提供を始めた。
ソニーは1月15日、スタートアップなど外部企業に対して、新規事業の加速支援サービスの提供を始めた。審査に通った事業に対して、同社の人材や、独自のクラウドファンディングサイト「First Flight」の機能などを提供し、新規事業市場の拡大・活性化を目指す。
スタートアップなど新規事業の支援を受けたい企業を、申し込みページで募集。審査に通ると、同社の新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」(SAP)が、量産化・事業化の支援や、「First Flight」を使ったクラウドファンディング、商品の通販機能といったサポートを提供する。
先行プロジェクトとして、「沼津市×ラブライブ!サンシャイン!! ヌマヅノタカラ 地域活性化プロジェクト」のクラウドファンディングを、First Flightでスタートした。アニメ作品の舞台を実世界で体験できるARアプリ「舞台めぐり」を提供するソニー企業と、サンライズ、沼津市が共同で展開するプロジェクトで、「ラブライブ!サンシャイン!!」デザインのマンホールの制作・設置などの費用を募っている。
SAPを通じてはこれまで、おサイフケータイ機能搭載アナログ腕時計「wena wrist」など13の事業が誕生。うち4つのプロジェクトが、First Flightでのクラウドファンディングを利用してた。「wena wrist」もその1つで、国内のクラウドファンディング市場初めて、1億円を超える資金調達に成功している。
関連記事
- ソニー、手持ちの腕時計で電子マネーが使える「wena wrist leather」発表 バンドを単体で売り始める理由とは
FeliCa内蔵で電子マネーなどを利用できる腕時計用レザーバンド「wena wrist leather」が、12月に登場する。 - アナログ腕時計にデジタル技術凝縮 ソニー、スマホと連携する「wena wrist」一般発売
スマホ着信通知やおサイフケータイ機能などを搭載したソニーのアナログ腕時計「wena wrist」の一般発売がスタート。 - アナログ時計にデジタル技術凝縮 ソニー、おサイフケータイ搭載腕時計「wena wrist」
アナログ腕時計のクラシカルなデザインを維持しつつ、おサイフケータイなどデジタル技術を搭載した「wena wrist」のクラウドファンディングをソニーが開始した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.