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Amazon、バフェット氏とJPMorganとともにヘルスケア企業立ち上げ
Amazon、Berkshire、JPMorganの3社が共同で、米従業員のためのヘルスケア企業を立ち上げる。
米Amazon.com、ウォーレン・バフェット氏の持株会社Berkshire Hathaway、銀行持株会社のJPMorgan Chaseは1月30日(現地時間)、3社の米国の従業員向けヘルスケア企業を立ち上げると発表した。
米国には日本のような国民皆保険制度はなく、従業員の医療保険を企業が負担することが多い。新企業は、こうした負担を削減し、かつ従業員の満足度を高めることを目的とする非営利企業になるとしている。
3社の米国での従業員数は合わせて約1100万人に上る。
バフェット氏は発表文で「膨らみ続けるヘルスケアコストは、米国経済を飢えたサナダムシのようにむしばんでいる。」と語った。
Amazon.comのジェフ・ベゾスCEOは「ヘルスケアシステムは複雑だ。われわれはその困難さを心に留めてこの問題に取り組む。解決は難しいだろうが、医療負担を軽減しつつ従業員とその家族の生活を改善することは努力に値する」と語った。
3社は新企業にそれぞれの幹部を送り込む。それ以外の詳細については不明だ。
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