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「スター・ウォーズ」のXウイングとデス・スターを基板でデザイン 光るiPhoneケース発売
電子技販は、映画「スター・ウォーズ・シリーズ」に登場する戦闘機「Xウイング」と宇宙要塞「デス・スター」を基板でデザインしたiPhone X用ケースとICカードクリップを発売した。
電子技販は2月2日、映画「スター・ウォーズ」に登場する架空の戦闘機「Xウイング」と宇宙要塞(ようさい)「デス・スター」を基板でデザインしたiPhone X用ケースとICカードクリップを日本限定で発売した。iPhoneケースには、iPhoneが発する電波でLEDが光る回路を搭載(特許出願中)。ICカードクリップは、改札のタッチやICカードでの決済時にLEDが光る設計だ。
デザインは、基板CADを用いてマウスで1本ずつ線を引き制作。仕上げに、実装部品を保護するため、クリーンルーム(防塵室)で手作業の樹脂コーティングをしたという。設計、製造は日本。
iPhoneケースのXウイングは、約7万ラインをデザイン。デス・スターは曲線が多いため、約20万ラインを用いた。細い線では0.1ミリ幅の配線パターンを使用。価格は1万6200円(税込)。
ICカードクリップのXウイングは、ウイング部分4カ所に実装した赤色LEDが光る仕様。デス・スターでは、スーパーレーザー部分に実装したLED1個が光る。価格は8100円(税込)。ICカードクリップの裏面には、レーザーで名入れ(有料)できる。iPhoneケース、ICカードクリップ共にカラーは緑、黒、白の3色。
moeco直販ショップや代官山蔦屋書店など、複数店舗で取り扱う。
(太田智美)
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