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BitZeny投げ銭Bot「ぜにぃ姫」終了 「仮想通貨は、クリエイティブな活動を支援できるツール」
国産仮想通貨「BitZeny」を使い、Twitterユーザー同士で投げ銭できるBot「ぜにぃ姫」が3月31日に終了する。投げ銭文化の普及を目的に、個人が開発したBotだ。
国産仮想通貨「BitZeny」を使い、Twitterユーザー同士で投げ銭できるBot「ぜにぃ姫」が3月31日に終了する。「仮想通貨に対するセキュリティ意識の高まりもあり、個人が仕事の合間に仮想通貨サービスを運用するという体制では十分なクオリティでサービスを提供することが難しい」と終了を決めたという。
ぜにぃ姫は、2015年8月、エンジニアの@qaleghnesさんがサービスを開始。2年半で累計約6700人のユーザーに利用されたという。
開発した目的は、投げ銭文化の普及。@qaleghnesさんは、「仮想通貨は投資対象として見てしまいがちだが、クリエイティブな活動に対して投げ銭で支援したり感謝の気持ちを伝えることができるツールでもある」と説明。「投げ銭文化の普及とクリエイターやサークル、スポーツ選手や商店など個人や団体が仮想通貨を発行し、応援や支援を行うことができる社会を目指してぜにぃ姫の開発活動を行ってきた」と述懐している。
2月16日に投げ銭機能を終了し、3月31日にすべての機能を終了する。残高のある利用者には、できるだけ早めに全額出金するよう呼び掛けている。
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