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Google傘下のNest、ホームカメラに「Googleアシスタント」追加
Googleがハードウェア部門に統合したNest Labsが、自社製品に初めて「Googleアシスタント」を搭載した。ホームセキュリティカメラ「Nest Cam IQ」が次期アップデートで、Google Homeのように使えるようになる。
米Google傘下のNest Labsは2月21日(現地時間)、同社の家庭用セキュリティカメラ「Nest Cam IQ」(屋内用)で、GoogleのAIアシスタント「Googleアシスタント」を使えるようにしたと発表した。
同日から配信するアップデートでGoogleアシスタントが使えるようになる。プライバシー保護のため、屋外用Nest Cam IQにはこの機能を追加しないとしている。
Google Homeと同様に質問に答えたりニュースを読み上げたりしてくれる。ただし、音楽の再生と通話機能(日本ではまだできない)は使えない。
Googleが2014年に買収したNest Labsは、Googleが持株会社制に移行した際、親会社のAlphabet傘下になったが、この2月にGoogleのハードウェアチームに統合された。
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