ニュース
Facebook、ページの投稿を「発見フィード」に分離する計画を中止 テストで不評
Facebookが、ページからの投稿をニュースフィードではなく、「発見フィード」に追いやる計画を中止した。一部の国でテストした結果、ユーザーから不評だったため。
米Facebookは3月1日(現地時間)、一部の国でテストしていたニュースフィードの2分化を中止したと発表した。テスト地域のユーザーに不評だったため。
同社は昨年10月、広告を出さないFacebookページからの投稿を、ニュースフィードではなく「発見フィード」にだけ表示するテストを開始した。
従来のニュースフィードには、家族や友だちの投稿と、広告および広告を出しているページの投稿だけを表示し、それ以外のページの投稿は発見フィードにまとめるというものだった。テストの結果、ユーザーは2つに分かれたニュースフィードを望んでいないことが分かったという。
Facebookが1月に、ページからの投稿より家族や友だちからの投稿の表示ランクを上げるアルゴリズム変更を実施した。同社はこの影響で企業からの投稿のニュースフィードでの表示は1ポイント減るとしている。
関連記事
- Facebook、広告を出さないページの投稿をメインフィードから追いやるテスト
Facebookがスロバキアなど6カ国で、広告を出さないFacebookページの投稿をニュースフィードから「発見フィード」に追いやるテストを開始した。同社はこれはまだテスト段階で世界で実施するかどうかは未定だとしている。 - Facebook、おすすめ投稿紹介の「発見フィード」提供開始
Facebookが、「いいね!」していないがユーザーが興味を持ちそうなページを発見できる「発見フィード」の提供を開始した。ニュースフィードに割り込むのではなく、「発見」タブから自分で開く。 - Facebook、企業からの投稿の表示は5%→4%に減ると予測
FacebookのザッカーバーグCEOは、企業やブランド、メディアからの投稿より友達との交流を優先するアルゴリズム変更で、ニュースや企業からの動画や投稿がニュースフィードに表示される割合が1ポイント下がるという予測を語った。 - Facebook、企業やブランドより友達の投稿をさらに優先するアルゴリズム変更
「Facebookの改善」を今年の個人目標に掲げたザッカーバーグCEOの下、Facebookがニュースフィードでの投稿表示ランクで、企業やブランドより友達や家族を優先するアルゴリズム変更を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.