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LINE、アプリ内に「LINEウォレット」新設 “お金”の機能を集約、「スマホの財布」目指す

LINEがコミュニケーションアプリ「LINE」をリニューアルし、「ウォレット」タブを新設。決済サービス「LINE Pay」を中心に、LINEポイントやLINEコインなどの機能を集約する。

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 LINEは3月7日、コミュニケーションアプリ「LINE」をリニューアルし「ウォレット」タブを新設したと発表した。決済サービス「LINE Pay」を中心に、商品購買や支払いなどお金に関する機能を集約する。「お金の流通で生じる手間や時間を短縮したいというユーザーの要望に応える」(同社)という。

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「その他」タブが「ウォレット」タブに
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iOS版の画面

 LINEを開いた画面の右下にあるタブが、「その他」からお財布マークの「ウォレット」タブに変わり、LINE Payの他、LINEポイントやLINEコインなどの機能を一覧表示する。それぞれの残高確認に加え、LINE Payでの送金や支払い、残高のチャージも可能。

 6日にLINE Payに追加した請求書上のバーコードをスマートフォンで読み込むと公共料金などの支払いができる「請求書支払い」機能や、おすすめクーポンの一覧も追加。将来はさまざまなショップやレストランなどのポイントカードやクーポンを管理できるようにし、「スマホ上の“お財布”としての役割を目指す」としている。

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LINE Payの「請求書支払い」
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クーポンサービスのイメージ

 ウォレットタブ新設に伴い、「その他」タブにあった「友だち追加」や「設定」などは「友だち」タブの上部に移動する。

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「友だち」タブも新しく(LINE公式ブログより)

 LINEウォレットの表示には、最新版のLINE(Ver.8.3.0、iOS/Android)をインストールする必要がある。iPadは非対応。

 LINEは今後、キャッシュレス・ウォレットレス社会を見据え、「LINEウォレットを金融サービスのゲートウェイ(出入口)と位置付け、FinTech事業領域の強化・拡大に注力する」としている。

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