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「ぷよぷよ」がeスポーツに 4月に優勝賞金100万円の大会
セガのパズルゲーム「ぷよぷよ」が、日本eスポーツ連合(JeSU)が発行するプロライセンスの認定タイトルになった。
セガホールディングスは3月12日、子会社のセガゲームスが提供する対戦アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」シリーズが、日本eスポーツ連合(JeSU)の発行する「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」認定タイトルに決定したと発表した。4月に優勝賞金100万円の大会を開催する。
プロライセンスは、2月に新設されたJeSUが、認定するeスポーツ大会で上位者に付与している他、IP(知的財産)ホルダーの推薦によっても発行(今回はセガゲームス)。JeSUによれば、ライセンスを取得すると海外大会への出場時に経済的支援を受けやすいなどのメリットがあるという。
4月14日に東京・秋葉原を中心に開催するセガグループのイベント「セガフェス 2018」で、一般プレイヤーが参加できるJeSU認定大会「ぷよぷよカップ in セガフェス 2018」を実施。参加人数に応じて、上位入賞者にプロライセンスを取得する権利を与える。翌日開催するプロ選手向けの「ぷよぷよチャンピオンシップ in セガフェス 2018」では、優勝賞金100万円の他、順位に応じた賞金をセガが用意する。
ぷよぷよは、1991年にコンパイルが第1作を発売した“落ち物パズルゲーム”。相手のゲーム進行を邪魔する「おじゃまぷよ」、攻撃を防ぐ「相殺」など、対戦型のゲームシステムを採用し、人気を集めた。03年以降はセガが権利を引き継いでいる。
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