ニュース
Twitter、凍結アカウントに「どのツイートがどのルールに違反したか」連絡
Twitterは、ユーザーのアカウントを凍結した場合、「どのツイートがどのルールに違反したか」をメールでより具体的に連絡すると発表した。
Twitter Japanは3月15日、ユーザーのアカウントを凍結した場合、「どのツイートがどのルールに違反したか」をメールでより具体的に連絡すると発表した。
Twitterは、攻撃的な投稿や自殺を助長するツイートなどを「Twitterルール」で禁止しており、違反したアカウントについて、凍結などの措置を採っている。
アカウントが凍結されたユーザーからは「なぜ凍結されたのか分からない」「凍結の理由を透明化すべき」などと不満の声が出ていたため、数カ月前から、「どのルールに違反したか」をメールで伝えるようにたという。
今回新たに、「具体的にどのツイートがルールに違反したか」もメールで伝えるようにし、ユーザーが対策を採りやすくする。メールでは、異議申立てを行う際のリンクも案内する。
関連記事
- 「凍結」に抗議相次ぐ Twitter「深く反省」「透明感上げたい」
「身に覚えがないのに、アカウントを凍結された」と訴えるTwitterユーザーがここ最近、急増している。Twitter Japanは「透明性を含め、まだまだ見直すべきことが多いと深く反省している」という。【訂正】 - アカウント凍結「日本でもミスがあった」 TwitterのドーシーCEO、「改善に注力」
Twitterでは「身に覚えがないのに、Twitterアカウントを凍結された」と訴えるユーザーが増えているほか、加害者と被害者がTwitterで知り合ったとみられる殺人事件も起きた。来日したジャック・ドーシーCEOに、見解や対策を聞いた。 - 「仕事にも支障が」 Twitterを凍結され、日本法人を訪れて抗議したエンジニアに聞く
「身に覚えがないのに、Twitterアカウントを凍結された」と訴えるユーザーが増えている。凍結されたことを不当と感じ、日本法人を訪れて抗議したエンジニアのmizchiさんに経緯を聞いた。 - Twitter、「APIポリシー違反」一斉取り締まり Togetterもログイン不可に アプリ開発者に不信感広がる
Twitter連携サービスでここ数日、APIや開発者アカウントの凍結が相次いでいる。ツイートまとめサービス大手の「Togetter」のAPIも凍結された。Twitterによる突然の一斉凍結に、アプリ開発者の間には不信感が広がっている。 - 改訂版「Twitterルール」公開 自殺助長や暴力など「何がダメか」をより具体的に説明
Twitterが10月の予告通り、「Twitterルール」を大幅改定した。自殺助長など、どのような行為が違反として強制措置対象になるのかが従来より明確になった。また、強制措置の内容についても以前よりは具体的になった。 - Twitter、自殺助長ツイート投稿者は「凍結の可能性」 ヘルプセンターに明記
Twitter Japanは2月21日、Twitterルールで禁止している「自殺や自傷行為の助長」の定義や、自殺を助長するツイート投稿者への措置をヘルプセンターに明記した。 - Twitter、アカウント凍結や嫌がらせ対策の今後のスケジュールを公開
Twitterが、嫌がらせ放置や行き過ぎたアカウント規制に対する批判を受け、今後の対策スケジュールを公開した。停止したアカウントの異議申し立て対応などを改善していくとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.