LINEは3月22日、同社のAIアシスタント「Clova」をWebサービス連携ツール「IFTTT」(イフト)に対応させたと発表した。Clovaのプラットホームをオープン化する第一弾。ユーザーはサンプルのIFTTTアプレットを利用でき、新しいアプレットの作成も可能という。
IFTTTは、「IF This Then That」(これだったらこうする)というコンセプトでWebサービス同士を連携できるフリーウェア。現在約600のWebサービスに対応している。まずは、RSS、Withings、Facebook、GitHubなどと連携。LINEは、「Clova公式Blogに新機能が紹介されたら通知」「目標体重を下回ったら褒めてくれる」「Facebookの写真に自分がタグ付けされたら通知」といったIFTTTアプレットを公開している。
Clovaは、スマートスピーカー「Clova WAVE」「Clova Friends」などに搭載されるAIアシスタント。ニュースの読み上げ、音楽の再生、「LINE」アカウントを利用したメッセージの送受信や通話などができる。IFTTT機能を利用するには、個人のLINEアカウントとLINE Clovaアプリ、IFTTTアカウントが必要。
LINEは「成長するスピーカーとして、ユーザーの生活をより便利に、快適にサポートしていく」としている。
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