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ローソン、客がスマホでセルフ決済 都内で実証実験
客自身が商品バーコードをスマートフォンのカメラで読み取り、店内のどこでも決済できる「ローソンスマホペイ」の実証実験が、都内3店舗で始まる。
ローソンは4月11日、客自身が商品バーコードをスマートフォンのカメラで読み取ると、店内のどこでも決済できる「ローソンスマホペイ」の実証実験を、東京都内の3店舗で23〜25日に行うと発表した。レジの混雑解消と、店員の業務負担を軽減する狙い。
事前にローソン公式アプリ(iOS/Android、無料)をダウンロードし、購入する商品のバーコードをスマホのカメラで読み取る。そのままアプリ上で決済し、退店時にスマホに表示されたQRコードを店頭の読み取り機にかざして、決済済みかを確認する。電子レシートも表示できる。
事前に同社のアカウントサービス「ローソンID」への登録が必要で、決済手段はクレジットカード、楽天ペイ、Apple Payに対応する。
日中の時間帯は、ローソンスマホペイと有人レジを併用し、レジの混雑を緩和するという。客が少ない深夜(午前1〜4時)は、レジを無人化する実証実験も行う。
まず、晴海トリトンスクエア店(東京都中央区)、大井店、ゲートシティ大崎店(いずれも品川区)で試験導入し、利用状況を踏まえ、2018年度下期以降、全国の効果が見込める店舗へ導入を検討するとしている。
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