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「変なホテル」の無人コンビニ、顔認証と画像認識を駆使 NECが技術提供

ハウステンボスが5月1日に開業した「変なホテル ハウステンボス」内の無人コンビニに、NECが顔認証システムと画像認識システムを提供。来店者の確認や、購入する商品の判別に利用する。

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 NECは5月7日、ハウステンボスが1日に開業した「変なホテル ハウステンボス」内の無人コンビニ「スマート・コンビニ」に、顔認証システムと画像認識システムを提供したと発表した。これらを駆使し、来店者の確認や、購入する商品の判別を行う。

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 あらかじめ店舗入り口の端末で顔を登録。入り口のカメラに映る顔と登録した顔を照合して入店する。レジでは、商品をカメラで認識し、事前登録した商品画像と照らし合わせ、購入商品のリストを表示。来店者は顔認証によって購入するかを確認し、購入ボタンを押した後、専用端末でクレジットカード決済する。退店時は、出口のカメラを使って再び顔認証する。

 営業時間は午前6時〜午前2時の予定。おにぎり、パン、サンドイッチ、カップ麺などの軽食を用意する。

 NECは、ホテル業界の省力化ニーズに応えるため、今後チェックインやルームキー、決済、チェックアウトまで一連の手続きに、顔認証を導入し、スタッフの業務を省力化する考え。今回のシステムは、その第1弾として提供したという。

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