青山ブックセンター六本木店(東京都港区)が6月25日に閉店する。1980年にオープンし、青山ブックセンターの1号店としてデザイン書、画集などの品ぞろえで人気を博した名店が、38年の歴史に幕を下ろす。
今後は、本店(渋谷区)に統合。営業店舗は本店のみになる。
青山ブックセンターは、広告代理店のボードが1980年に六本木に開店し、都内に数店舗を構えたが、経営不振から2004年に洋販ブックサービスへ譲渡。さらに08年、ブックオフコーポレーション傘下へ移った。
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