パナソニック、Googleアシスタント搭載のスマートスピーカー「SC-GA10」国内でも発売
パナソニックは5月8日、Googleアシスタントを搭載したスマートスピーカー「SC-GA10」を5月25日に日本国内で発売すると発表した。「IFA 2017」でお披露目しドイツやイギリスなどで先行販売していた。
パナソニックは5月8日、Googleアシスタントを搭載したスマートスピーカー「SC-GA10」を5月25日に日本国内で発売すると発表した。2017年8月にドイツで開催されたエレクトロニクスショー「IFA 2017」で発表後、ドイツ、イギリス、アメリカ、オーストラリアで同年12月から販売していたが、日本でも全国の家電量販店などで購入できるようになるという。価格はオープンプライスで、店頭では3万円前後(税別)になる見通し。
SC-GA10は「Google Home」などと同様、「OK,Google」とスピーカーに話し掛けることで音楽を聞いたり、天気予報やニュースを確認したり、スマートデバイスを操作したり……といったさまざまな操作が行える。
音楽の再生はGoogle Play Musicや、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスの他、同社のBlu-ray Discレコーダー「DIGA」に保存した音源を「サウンドジャンプリンク」機能で再生したり、スマートフォンの音楽ファイルを「Panasonic Music Controlアプリ」を使って流したりすることもできる。
また「マルチルーム機能」を備えているため、Chromecast built‐in対応のスピーカーと組み合わせて複数の部屋で一斉に同じ音楽を流すこともできる。
パナソニックによると、SC-GA10は「使い勝手と音質を両立した高品質スマートスピーカー」。独自開発のディフューザーを搭載した20ミリ径のソフトドームツイーター2基とデュアルボイスコイルを採用した8センチウーファーを搭載し、背面にバスレフポートを備える。
サイズは100(幅)×100(奥行き)×284(高さ)ミリで、重さは約1.7キロ。カラーバリエーションはブラックのみで、月1000台の生産を見込む。
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