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森永乳業の通販サイトからカード情報流出の可能性 セキュリティコードも
森永乳業の「健康食品通販サイト」利用者のクレジットカード情報が流出した可能性。約2万3000人の情報が流出した可能性が高く、カード番号、名義、有効期限、セキュリティコードが含まれている恐れがあるという。
森永乳業は5月9日、同社の「健康食品通販サイト」利用者のクレジットカード情報が流出した可能性があると発表した。
2017年1月10日〜18年4月24日に同サイトでカード情報を入力して商品を注文したユーザー約2万3000人の情報が流出した可能性が高く、カード番号、名義、有効期限、セキュリティコードが含まれている恐れがあるという。
流出の経緯や規模は現在も調査中で、最大で、同サイトをこれまでに利用した12万人(カード決済を利用していない人含む)の情報が流出した可能性もあるとしている。
4月24日、「カード情報が不正使用されている」との報告をカード会社から受け、同サイトでのカード決済を停止。調査会社・Payment Card Forensicsに調査を依頼し、25日から調査を始めた。調査結果は5月末に出るという。結果が判明次第、再発防止策を講じる。警察への相談も行っているという。
対象のユーザーには9日からメールと書簡で順次知らせている。ユーザーがクレジットカード番号を変更したい場合は、カードの再発行手数料がかからないようカード会社に確認しているという。
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