ニュース
「Windows 10」春のアップデート後のChrome不具合対応「KB4103721」に不具合か
Microsoftが5月8日に公開した「Windows 10」の春の大型更新後初の更新プログラム「KB4103721」をインストールした複数のユーザーが、再起動できなくなったと報告している。
米Microsoftが5月8日(現地時間)に公開した「Windows 10」(バージョン1803)向けの更新プログラム「KB4103721」をインストールした複数のユーザーがブートできなくなったとユーザーフォーラムに報告している。
KB4103721は、4月30日のWindows 10の春の大型アップデート「April 2018 Update」後の初の更新プログラムだ。サポートページによると、このプログラムで米GoogleのWebブラウザ「Chrome」や音声アシスタント「Cortana」使用中に「一部のデバイスが応答または動作を停止する」問題などを修正するものという。
9日にフォーラムでこの問題のディスカッションを開始したStephenPhillipsZYさんによると、バージョン1803搭載のPCにこのプログラムをインストールしたところ、再起動できなくなったという。問題が発生しなかったと投稿するユーザーもおり、必ず発生する問題ではないようだ。
本稿執筆現在、Microsoftからはこの現象についてのコメントや対策は発表されていない。
関連記事
- 「Windows 10」に端末横断クリップボードや「エクスプローラー」のダークテーマ
MicrosoftがInsider PreviewでリリースするWindows 10のBuil 17666では、コピーした複数アイテムを保存でき、端末を横断してペーストできる新クリップボードや、「エクスプローラー」のダークテーマが利用できる。 - Windows 10大型アップデート「April 2018 Update」発表 4月30日に配信開始
2018年春のWindows 10大型アップデートは、正式名称が「April 2018 Update」となった。4月30日(米国時間)に配信がスタートする。 - バグ問題でWindows 10春の大型アップデート「1803」配信開始に“待った”か
「Redstone 4(RS4、1803)」の開発コード名で呼ばれ、最近では「Spring Creators Update」の名称がうわさされているWindows 10の2018年春アップデートだが、一般ユーザー向け配信の前に“待った”がかかった状態のようだ。 - Microsoft、Intelの修正版対策パッチをWindows 10向けにリリース
今回のWindows 10の更新プログラムには、IntelがSkylake向けにリリースしたマイクロコードアップデートが含まれる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.