ニュース
メッシュネットワークをメーカー混合ルータで構築できる「Wi-Fi EasyMesh」規格
Wi-Fi Allianceが、異なるメーカーのルータを混在させたWi-Fiメッシュネットワークを構築するための規格「Wi-Fi EasyMesh」を発表した。
無線LAN規格の普及促進を行っている非営利業界団体Wi-Fi Allianceは5月14日(現地時間)、メッシュネットワーク構築に異なるメーカーのルータを混在させられるようにする認証規格「Wi-Fi EasyMesh」を発表した。
メッシュネットワークは簡単に言うと、複数のルータを配置することでメッシュ(網の目)のように空間を網羅するネットワークを構築すること。
4月に日本でも発売された米Googleの「Google Wifi」の特徴の1つが、複数の端末で簡単にメッシュネットワークが構築できることだ。
メッシュネットワーク従来、Google Wifiのように同じメーカーのルータでしか作れなかったが、Wi-Fi EasyMesh規格に準拠するルータ同士であればメーカー横断のメッシュネットワークが作れる。
まずはBroadcom、MediaTek、Qualcomm Atherosなど数社がサポートを表明した。この規格はソフトウェアで適用可能という。
関連記事
- GoogleブランドのWi-Fiルーター「Google Wifi」26日発売 自宅でメッシュネットワークを構築できる
Google日本法人が、家庭用無線LANルーター「Google Wifi」を4月26日に発売する。スマートフォンを使ったセットアップに特化し、複数台でメッシュネットワークを構築できるのが特徴だ。 - Apple、Wi-FiルーターのAirMacを終了
Wi-Fi隆盛の火付け役となったAirMacが終了することをAppleが認めた。 - 「Google Home」などでWi-Fiが切れる問題、Googleも修正配信へ
Wi-Fiルータメーカーが先にファームウェア更新の提供を始めている「Google Home」や「Chromecast」などが接続するWi-Fiネットワークが遅くなったり切れたりする問題について、Googleが米国時間の1月18日に修正をローリングアウトすると発表した。 - メッシュネットワーク構築可能なWi-Fiルータ「Google Wifi」、129ドルで12月発売
GoogleのWi-Fiルータ「Google Wifi」は、複数を連係させることでメッシュネットワークを構築し、家中どこでもネットに接続できるのが特徴。3個パックは299ドルだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.