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Intel、Mobileyeの自動運転車100台の公道テストをエルサレムで開始
Intelが昨年買収したイスラエルの自動運転システム企業Mobileyeが、地元エルサレムで100台の自動運転車による公道テストを開始した。「アグレッシブな運転で知られる」エルサレムで安全に運転できるシステムならばどこでも通用するとシャシュアCEO。
米Intelは5月17日(現地時間)、傘下のイスラエルMobileyeの100台の自動運転車の公道でのテスト走行をエルサレムで開始したと発表した。
向こう数カ月中に米国や他の地域でも同様のテスト走行を実施する計画。Mobileyeのアムノン・シャシュアCEOは発表文で、まずエルサレムでテストを開始する理由を同地にMobileyeの本社があるからでもあるが、「エルサレムはアグレッシブな運転で知られており、道路も完全には整備されておらず、歩行者は横断歩道を渡るとは限らない」からだと説明する。このテストで、同社は自動運転車が人間のドライバーより1000倍安全であることを証明したいとしている。
テストに使う自動運転車には12台のカメラが搭載されており、360度のリアルタイム映像データを収集する。次のフェーズのテストでカメラ以外のレーダーやLIDARを追加する。
IntelとMobileyeは、提携自動車メーカーを支援することで、2021年までに自動運転レベル「L5」(人のドライバー不要の完全自動運転)の自動運転車の生産を実現するのが目標だとしている。
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