Bloombergが、WWDC 2018において、現在開発中のMacBook Pro (2018)、MacBook (2018)、Face ID搭載iPad Proなどは発表されないと伝えている。
WWDC 2018で発表されると予想される内容として、iOSデバイスの中毒性を下げる目的で、どれだけの時間使用しているかを監視する機能を設定に追加するなどを挙げている。
ユーザー同士が同じ仮想空間でゲームをプレイできる機能などを追加した「ARKit 2.0」は、2020年発売を目指して開発されているVRデバイスのための布石だという。
その他にMac App Storeのリニューアル、HomePodに関連するSiri機能のアップデートなどが予定されているが、OSのコア部分は変わらず、安定性を重視していることを強調するのではと予想している。
Appleは2017年、2013年のWWDCでハードウェアを発表しているが、2014年から2016年までの3年間はOSに関する発表に集中しており、WWDCの主題であるmacOSやiOS関連が基本となるパターンが多い。
HomePodが加わったことで、OSだけでも、macOS、iOS(iPad専用機能含む)、watchOS、tvOS、HomePod OSなど複数にわたり、これらのメイン機能を説明するだけで時間を消費し、さらにサブスクリプションシステムなどを加えると、時間一杯になるのではないかと思われる。
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