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WebカメラとVRMファイルを用意して、バーチャルYouTuberに PC向け「3tene」無償公開
3Dキャラクターや2Dキャラクターを操作し、YouTubeなどに動画を配信できるツール「3tene」を、Webベンチャーのプラスプラスが無償公開した。対応OSはWindows7/8/10。
Webベンチャーのプラスプラス(岩手県盛岡市)は6月1日、3Dキャラクターや2Dキャラクターを操作し、YouTubeなどに動画を配信できるPC向けツール「3tene」(ミテネ)を無償公開した。対応OSはWindows7/8/10。
Webカメラがあれば、顔認識でユーザーのまばたき、顔の向きをキャラクターに反映。Webカメラがなくても、コマンド操作で表情やポーズを変えられる。マイクを使ったリップシンク(唇の動き連動)にも対応する。
ドワンゴが提案する、3Dキャラクターのファイルフォーマット「VRM」に対応。録画機能やスクリーンショット機能、クロマキー合成用のブルーバック背景、エフェクト演出などの機能を備え、VRMファイルがあればすぐに始められるという。
将来はMac版も提供する。モーションキャプチャーや、マルチユーザーでの利用に対応したPro版の提供も予定している。
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