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はやぶさ2、小惑星到着は6月27日前後
小惑星探査機「はやぶさ2」は、小惑星「リュウグウ」に6月27日前後に到着する見通し。7日現在、リュウグウまでの距離は約2100キロ。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月7日、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に27日前後に到着する見通しだと発表した。7日現在、リュウグウまでの距離は約2100キロ。
3日、到着前では最後のイオンエンジン運転を正常に終えた。その後は、搭載したカメラでリュウグウを撮影しながら、進むべき軌道を推定する「光学電波複合航法」(光学航法)を本格的に行いながら接近しているという。
カメラが6日に捉えた映像には、リュウグウが「点」で映った。JAXA宇宙科学研究所の吉川真さん(宇宙機応用工学研究系 准教授)は「残念ながらまだ形などは分からないが、光学航法の撮影を毎日続け、正確に接近していく」としている。
27日前後に到着するのは、リュウグウの高度約20キロの地点。7月末に高度約5キロ地点での観測を行うなどして、9〜10月ごろに着陸を予定している。表面の物質を採取し、20年に地球へ帰還する計画だ。
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