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「顔認証ゲート」成田空港などにも導入
羽田空港の上陸審査場に先行導入していた「顔認証ゲート」が、成田空港や関西空港などにも順次導入される。日本人の帰国手続き、出国手続きの両方で使えるようになる。
法務省は6月8日、羽田空港の上陸審査場に先行導入していた「顔認証ゲート」を、成田空港や関西空港などにも順次導入すると発表した。日本人の帰国手続きだけでなく、出国手続きでも使えるようにする。
顔認証ゲートは、日本人旅行者が帰国時、パスポートの顔写真と、ゲート内蔵のカメラが撮影した写真を比較し、同一と判定されると通過できる仕組み。顔認証ゲートを使った場合、入国審査官から証印(スタンプ)を受ける必要がない。2017年10月から羽田空港の上陸審査場で3台が稼働していた。
成田空港の上陸審査場には6月11日以降、出国審査場には10月上旬に導入する。羽田空港でも7月に上陸審査場の台数を増やし、10月下旬には出国審査場にも設置。その他、中部空港、関西空港、福岡空港でも導入を進める。
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