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macOS Mojave、カタカナ英語変換強化:WWDC 2018
新しいmacOSでは日本語変換のエンジンは変わらないが、カタカナ英語変換の候補が増えるなど強化されている。
Appleが、WWDC 2018で発表した「macOS Mojave」の特徴を紹介したページ「macOS Mojave Preview」の「Mac is more fluent than ever」の項目について、WWDCのLabで確認した。このページでは日本語入力変換がより流暢になると説明されているが、具体的にはmacOS High Sierraから可能になった日本語入力時のカタカナ英語変換の候補バリエーションが、macOS Mojaveでは増えていることが分かった。
変換エンジンは「JapaneseIM Ver 1.0」のままで変更はなく、機能向上を実現していることになる。
なお、macOS High Sierra 10.13.4から、入力方式として「ローマ字入力」だけでなく「かな入力」でも、カタカナ英語変換ができる。
また、Mac is more fluent than everでは、中国語に香港キーボードがオプションとして追加されると説明。繁体字が採用されている。香港の場合、中国本土では少数派言語である広東語が多数を占める。
香港キーボードを追加した場合、一部のアプリケーションおよびWebページでは使用できるが、macOSで完全にサポートされているわけではないとの注意が追記されている。
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