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大阪市や高槻市など、公式サイトを「災害モード」に切り替え
18日に大阪府北部で起きた地震被害を受け、高槻市や茨木市など被害が大きかった一部自治体が公式Webサイトを「災害モード」に切り替え、震災関連情報にアクセスしやすくしている。
6月18日朝、大阪府北部を震源とする震度6弱の地震が発生し、各地で被害が出ている。高槻市や茨木市など被害が大きかった大阪府内の一部自治体は18日、公式Webサイトのトップページを「災害モード」に切り替え、震災関連情報にアクセスしやすくしている。
高槻市・茨木市のサイトはトップページを「災害モード」に切り替え。避難所や給水所の情報、通行止め情報などを配信している。大阪市のサイトは「災害時用(軽量版)」に。被害状況や注意喚起などをまとめている。吹田市のサイトも「現在緊急災害情報用のトップページ」に切り替わっている。
大規模災害時には、情報を求める人が自治体Webサイトに集中し、アクセスしづらくなることがある。「災害モード」のサイトは一般に、アクセス集中に耐えられるよう通常のサイトより軽量に作られており、災害時に求められる情報に絞って提供されている。
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