セブンの弁当や総菜、「Google アシスタント」アプリで注文可能に 都内約2600店舗で
セブン‐イレブン・ジャパンは、セブン-イレブンの商品をネットや電話で予約し、指定した近隣店舗などで受け取れるサービス「セブンミール」の注文を、スマホアプリ「Google アシスタント」でも行えるようにした。都内の約2600店舗での店舗受け取りを対象に実施する。
セブン‐イレブン・ジャパンは6月18日、セブン-イレブンの商品をネットや電話で注文すると、指定した近隣店舗などで受け取れるサービス「セブンミール」の注文を、スマホアプリ「Google アシスタント」を通じて行えるようにしたと発表した。音声操作を取り入れることで、顧客の利便性向上を目指す。
Google アシスタントを使った注文は、東京都内の店舗(約2600店舗、一部除く)での受け取りでのみ利用できる。利用にはGoogle アシスタントアプリのダウンロードに加え、セブン&アイグループの通販サイト「オムニ7」への会員登録とセブンミールで利用する店舗の登録が必要だ。
Google アシスタントを立ち上げて「セブンミールにつないで」と呼び掛けたら、表示された登録店舗を確認し、音声またはタップ操作で「お届け日」を指定する。あとは注文したい商品をタップ操作で選択し、内容を確認して確定すれば、指定した店舗で商品を受け取れるようになる。注文の確定は音声操作でも行える。
Google アシスタントを使って注文可能な商品は、弁当や総菜、食材セットなど約30種類で、7月2日注文分から約50種類に拡大予定。今後はセブンミールだけで買える商品を増やし、顧客ニーズの開拓につなげるとしている。
セブン‐イレブン・ジャパンによれば、スマホの普及でネットを使った購買が増加しており、セブンミールの注文も半数以上がネット経由という。こうした背景から同社は2018年4月に都内の40店舗に限ってGoogle アシスタントを使った注文の運用実験を開始。今回都内全域に店舗を拡大した。
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