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マクセル、リムーバブルカセットHDD「iV」の販売を終了
マクセルが、リムーバブルカセットHDD「iV」(アイヴィ)の販売を2019年3月末に終了する。「存続の道を検討したが、継続供給が困難との結論に至った」という。
マクセルは6月19日、リムーバブルカセットHDD「iV」(アイヴィ)の販売を2019年3月末に終了すると発表した。「存続の道を検討したが、継続供給が困難との結論に至った」という。
「M-VDRS1T.E.WH」「M-VDRS1T.E.BK」「M-VDRS1T.E.WH.K」「M-VDRS1T.E.BK.K」の4モデルの販売を終える。19年4月以降も在庫がある限り、マクセルの直販サイト「Maxell-Online 楽天市場店」で販売するとしている。
iVは、2002年にシャープや三洋電機などが設立したiVDRコンソーシアムが策定した「iVDR」規格に準拠したリムーバブルタイプのHDD。DVDやBlu-ray Discより容量が大きく、iVDR対応のレコーダーで録画した番組を別のiVDR対応レコーダーで再生できるなどのメリットがあったが、対応する製品が少なく普及率の低さが課題だった。
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