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バーチャルキャスト活用したVTuber番組、地上波で開始 TOKYO MXの「VIRTUAL BUZZ TALK!」
VRを使ったコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」を使って放送するテレビ番組が7月7日からTOKYO MXでスタートする。バーチャルYouTuberユニット「KMNZ」(ケモノズ)がMCを担当し、さまざまなVTUberをゲストに招く5分間のトーク番組。
ドワンゴは6月26日、バーチャルYouTuber(VTuber)を使ったトークバラエティ番組「VIRTUAL BUZZ TALK!」を7月7日からTOKYO MX1で放送すると発表した。ゲストを含め、VTuberの出演にはドワンゴがインフィニットループ(北海道札幌市)と共同開発したVRライブ・コミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」を活用する。放送は毎週土曜日の午前1時から5分間。
MCにバーチャルYouTuberユニット「KMNZ」(ケモノズ)のリタとリズを起用。毎週さまざまなVTUberにバーチャルキャストでゲスト出演してもらい、活動や趣味、特技などをテーマにトークを展開する。これまでVTuberコンテンツに触れたことがなかった人にも番組を通じて訴求する他、出演者同士の交流を促す狙いもあるという。
バーチャルYouTuberの地上波進出としては、キズナアイが4月から「キズナアイのBEATスクランブル」(BS日テレ)という冠番組を持っている。
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