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ネットスーパー「ローソンフレッシュ」終了 利用伸び悩み・物流費の高騰で
ローソンのネットスーパー「ローソンフレッシュ」が8月で終了。ユーザー数が伸び悩んでいることに加え、物流コストの高騰で負担が増加したため。
ローソンは6月28日、ネットスーパー「ローソンフレッシュ」のサービスを8月31日に終了すると発表した。ユーザー数が伸び悩んでいることに加え、物流コストの高騰で負担が増加していたため。
2014年に開始したサービス。生鮮品や加工食品など約8000点を通販で購入できる。サービス終了後の代替サービスとして、「Oisix」(運営:オイシックスドット大地)とライフネットスーパー(運営:ライフコーポレーション)を案内している。
ローソンは今年3月、スマートフォンであらかじめ注文した生鮮品をローソン店舗で受け取れる「ローソンフレッシュピック」を開始。既存のコンビニエンスストア店舗網と物流網を活用し、スマートフォンアプリで注文された品を店舗に配送して提供している。現在、首都圏220店舗で展開しており、今年度中に首都圏約2000店舗に拡大する計画だ。
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