米カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所サンノゼ支部に提出された書類から、Appleとサムスン電子が、デザイン特許に関して残存する提訴と反訴を取り下げ、和解することで合意したことが判明したとAppleinsiderなどが伝えている。
これを受け、同支部のルーシー・コー判事は、すべての申し立てを棄却する命令に署名し、これにより両社は今後、同じ主張に基づく訴訟を新たに起こすことができなくなくなる。
和解条件は明らかにしていないが、2012年に始まったデザイン特許訴訟は終止符がうたれたことになる。
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