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Apple対Samsungの特許訴訟、Samsungへの1億2000万ドルの賠償命令が無効に
Apple対Samsungの特許訴訟をめぐり、米連邦巡回控訴裁が、連邦地裁のSamsungからAppleへの1億2000万ドルの賠償金支払いを命じた評決を無効とし、一方AppleからSamsungへの15万8400ドルの賠償金支払い命令は支持した。
米連邦巡回控訴裁判所は2月26日(現地時間)、米Appleと韓国Samsung Electronicsの特許訴訟(訴訟番号は12-cv-00630)について、iPhoneのスライド式ロック解除を含む2件の特許は無効という判断の下、Samsungに1億2000万ドルの賠償金支払いを命じたカリフォルニア州サンノゼの連邦地裁の評決も無効とした。
一方、Samsungが主張するAppleによる特許侵害のうち1件(特許番号:6,226,449)を認め、Appleに15万8400ドルの賠償金支払いを命じる連邦地裁の評決は支持した。
Samsungは同日、「今日の判決は消費者の選択権のための勝利であり、企業間競争の場を裁判所ではなく、本来あるべき市場に戻すものだ」という喜びの声明を発表した。
Samsungは昨年12月、Appleとの別の特許訴訟での判断見直しを求め、米最高裁判所に上訴している。
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