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JASRAC、美容室など全国166店舗に法的措置
施設内でBGMを利用していながら音楽著作権の手続きが済んでいない全国166店舗に対して、JASRACが民事調停を申し立てた。
日本音楽著作権協会(JASRAC)は7月2日、施設内でBGMを利用していながら著作権の手続きをしていないとして、全国の美容室や飲食店など151事業者・166店舗に対し、民事調停を申し立てたと発表した。高知県、鹿児島県の店舗が対象になったのは初という。
内訳は、美容室が66事業者・73店舗、飲食店が71事業者・75店舗、その他の業態が14事業者・18店舗だった。
JASRACは2015年以降、無許諾でBGMを利用する施設への全国一斉法的措置を実施している。15年には171事業者・258施設、16年には187事業者・212店舗、17年には178事業者・352店舗に対して法的措置を行っている。
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