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配車アプリ「全国タクシー」、500万ダウンロード達成
JapanTaxiのタクシー配車アプリ「全国タクシー」が、6月に累計500万ダウンロードを達成。グループ会社である日本交通への配車リクエストは、約7割がアプリ経由という。
JapanTaxi(東京都千代田区)は7月5日、タクシー配車アプリ「全国タクシー」が6月に累計500万ダウンロードを達成したと発表した。2017年12月の400万ダウンロード達成から「急速に成長している」(同社)という。
全国タクシーアプリは11年に提供を開始。車両登録数は全国のタクシー車両の約4分の1に当たる約6万台という。同社によれば、グループ会社である日本交通への配車リクエストは、約7割がアプリ経由になるなど、成果を挙げている。
JapanTaxiは、タクシー向けの通信端末や配車支援システムをトヨタ自動車と共同開発し、ビッグデータ収集などの分野で協業も検討。配車アプリの周辺技術を強化している。
配車アプリは、ディー・エヌ・エー(DeNA)と神奈川県タクシー協会が4月に「タクベル」の提供を始めた他、ソニーと都内のタクシー会社7社が新会社「みんなのタクシー」を5月に設立し、サービス開発を急ぐなど、各社が注力している。
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