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コネクテッドカーの情報で道路の劣化状態を把握 トヨタが愛知県で実証実験
トヨタ自動車が道路の劣化状態を把握する技術の実証実験を8月1日から愛知県豊田市で実施する。コネクテッドカーで収集した車両データを活用して道路の劣化状態を数値化し、実際の路面の状態と整合性を検証するという。
トヨタ自動車(以下、トヨタ)は、コネクテッドカーで収集したデータを使って道路の劣化状態を把握する技術の実証実験を、8月1日から愛知県豊田市と実施する。道路を管理する自治体のパトロールや補修計画への活用を見込む。
実験では、クルマの挙動情報などをトヨタの「モビリティサービス・プラットフォーム(MSPF)」で分析、路面の劣化状況を推定する。定期点検や道路パトロールで取得した実際の路面情報との整合性を広域の一般道で検証するという。
トヨタはコネクテッドカーが搭載しているテレマティクス機器で収集したデータを統計処理し、地震などの災害発生地域で通行できた道を示す地図「通れた道マップ」を提供してきた。今回の実験ではさらに車両の挙動情報から路面の劣化状態を数値化、自治体が行っている道路保守点検業務へ適用できるか可能性を検討する。
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