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LINE Pay、コード決済用の独自端末開発中 年内に日本・台湾で受け付けへ
LINE Payは、QRコード決済用の独自の決済端末「LINE Pay ORIGINAL DEVICE」を開発中だと発表した。年内に日本と台湾で申し込み受け付ける計画だ。
LINE子会社のLINE Payは7月30日、決済サービス「LINE Pay」用の独自の決済端末「LINE Pay ORIGINAL DEVICE」を開発中だと発表した。年内に日本と台湾で申し込み受け付ける計画だ。
LINE PayのQRコード決済に対応するスタンドアロン型自社決済端末。決済金額を入力すると、QRコードを表示。顧客がスマートフォンで読み取ると、LINE Payで決済できる。POSの改修や店舗用のスマートフォンの調達、QR印刷物の貼り出しなど不要で、スマホ決済に対応できるとしている。
端末サイズは95(高さ)×80(幅)×155(厚さ)ミリ、重さは約900グラム。Bluetooth V4.2/Wi-Fi/WCDMA/NFCに対応する。NFC決済は当初は台湾のみで提供する。
QRコード決済をめぐっては、NTTドコモやヤフー、楽天などが続々と参入し、競争が激化している。
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