ニュース
Androidの「時計」アプリ、アラーム音としてSpotifyの楽曲設定可能に
Androidの「時計」アプリのアラームで、Spotiryの楽曲をアラーム音に設定できるようになった(現在ローリングアウト中)。将来的には「YouTube Music」も追加される見込みだ。
米Googleは7月31日(現地時間)、Android版「時計」アプリの「アラーム」で、スウェーデンの音楽ストリーミングサービスSpotifyの楽曲を設定できるようにしたと発表した。最新版の時計アプリとSpotifyアプリをインストールすれば、Spotifyの無料ユーザーでも利用できる。この機能は現在世界でローリングアウト中だ。Android 5.0以上に対応する。
利用するには、時計アプリを起動してアラームを選択し、既に設定してあるアラームの音を変更する場合はそのアラームの下向き矢印をタップ→アラーム音の名前をタップで表示される画面に新たに「Spotify」タブが表示されるので、ここで楽曲あるいはプレイリストを選べる。
最近聴いた曲やプレイリストが表示される他、検索も可能だ。
利用できる音楽サービスは今のところSpotifyのみ。Googleが提供する「Google Play Music」は選べない。同社は「Google Play Music」を終了して音楽サービスを「YouTube Music」に一本化するとみられている。
YouTube Musicは現在、日本ではまだ提供していないが、9月には日本でも使えるようになるといううわさがある。
Googleは米9TO5Googleに対し、将来的にはYouTube Musicも選択できるようにすると語った。
関連記事
- YouTube Music、日本では9月から?
YouTube Musicが日本でスタートするとしたら、YouTube Redはどうなる? Google Play Musicは? - Googleの音楽サービス、ついに混沌脱出か
Googleの音楽サービスの変遷は、2011年の「Google Music」から始まり、「Google Play Music」と「YouTube Music」の併存、そして今度は「YouTube Music Premium」の登場で、将来的にはGoogle Play Musicの終了でまとまりそうです。 - 「Google Play Music」、年内に終了し、ユーザーは「YouTube Remix」に統合か?
Googleが、音楽サービス「Google Play Music」を年内に終了し、現在準備中のYouTubeの新音楽サービス(コードネーム:Remix)に統合すると、Droid Lifeが報じた。 - Spotify、無料会員優遇のモバイルアプリ更新 パーソナライズされたプレイリストなど
今月ニューヨーク株式市場に上場したSpotifyが、iOS/Androidアプリをアップデートし、無料会員向け機能を拡大する。プレイリストの非シャッフル再生や、自分のプレイリストの作成などが可能になる。 - Spotify、ニューヨーク証券取引所に「直接上場」へ ティッカーは「SPOT」
音楽ストリーミングサービスのSpotifyがニューヨーク証券取引所への直接上場を申請した。先日上場申請したDrdopbox同様に赤字だが、有料会員数は順調に伸びている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.