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オリジナル3Dアバターを作成、誰でもVTuberに アプリ「トピア」体験版が無料で
アンビリアルは、オリジナル3Dアバターでライブ配信できるスマホアプリ「トピア」の先行体験版の提供を始めた。応募フォームから申し込んだ人に無料で配布する。
VRサービスなどを開発するアンビリアル(東京都中央区)は8月21日、オリジナルの3Dアバターを作ってライブ配信できるスマートフォンアプリ「トピア」(iOS/Android)の先行体験版の提供を始めた。8月31日午後5時までに応募フォームから申し込んだ人全員に無料で配布する。
身体や衣装のパーツを選んで自分好みの3Dアバターを作成でき、VTuber(バーチャルYouTuber)になれる。約3.5〜5頭身から体形を選び、髪形ごとに前髪の長さ、目や鼻の位置を変えられる。ほくろ、チーク、タトゥーなどのフェースペイント、アウトラインやシャドーなどの調整も可能だ。
スマホカメラで利用者の顔や表情を認識し、3Dアバターに反映。利用者は“アバターそのもの”になってライブ配信が行える他、配信をアプリから視聴したり、コメントしたりもできる。
先行体験版は、3Dアバターを作成して顔認識で動かすところまでを体験できる。ライブ配信や、視聴している配信にコメントできる機能は正式リリース時に公開する予定だ。「正式リリースまでは画面録画で動画を作成したり、外部サービスを使って配信したりしてお楽しみください」(アンビリアル)
正式リリースは今夏を予定し、iOS(iPhone 6以降)とAndroid(5.0以降)に対応する。今後、顔認識精度の向上やアバターアイテムの追加など、機能強化を進める考えだ。
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