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VIVEを無線にする「Wireless Adaptor」、9月に300ドルからで発売へ
HTCが、VRヘッドセット「VIVE」および「VIVE Pro」を無線にするアクセサリ「Wireless Adaptor」を9月に発売する。米国での販売価格は299.99ドル。「VIVE Pro」で使うには、別途60ドルの互換パックも必要だ。
台湾HTCは8月21日(現地時間)、VRヘッドセット「VIVE」および「VIVE Pro」をPCにケーブルで接続せずに使えるようにする「VIVE Wireless Adaptor」の予約を9月5日から受け付けると発表した。米国での販売価格は299.99ドル(約3万3000円)。
VIVE Proで使うには、別途接続ケーブルを含む60ドルの「互換パック」も購入する必要がある。
HTCはWireless Adaptorを1月に、VIVE Proとともに発表したが、価格などについてはこれまで公表していなかった。
右画像のように、腰に付けたバッテリー「HTC QC 3.0 PowerBank」(無線アダプタに1つ付属する。別売もしている)にUSBケーブルで接続して使う。アダプタ部分のサイズは200×96.65×40.43ミリ、重さは129グラム。バッテリー持続時間は約2.5時間。PCとの接続は、米Intelの無線技術「WiGig」を使う。WiGigは、60GHzを使って最大7Gbpsの無線通信が可能だ。
6メートル×6メートルの範囲で利用可能で、3人までのプレイヤーが同じフィールドでWireless Adapterを使って同じゲームをプレイできる。
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