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ニコンは「Zマウント」でカメラの王道を行く(4/4 ページ)
ニコンが新しい「Zマウント」を採用したフルサイズミラーレス機「ニコン Z」2機種を発表した。カメラとしての王道を行くべく、土台を作ったミラーレス一眼といっていい。
レンズロードマップを見ると、2020年までは広角から中望遠が中心で300mm以上の望遠レンズはない。
そこはマウントアダプター「FTZ」を使ってしばらく運用してほしいということだろう。
会場にはFTXを介して装着した今回発表された軽量超望遠の「AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR」なども展示されていた。
レンズが揃うまではFTZが活躍するだろう。レンズ資産は豊富にあるわけだし。
なお、Zマウントの仕様をサードパーティに公開する予定はないという。それはちょっと残念。
将来を見据えた土台となるカメラといっていい
カメラの詳細はレビュー時に、ってことで、総論的にまとめると、Z 6とZ 7はミラーレス一眼ならではの機能をあれこれ盛り込まず、画質の追求とこの先長く続けるための土台作りが第一義というカメラだ、といっていいかと思う。
何しろマウントは一度決めたら変えられないのだから。
逆に言えば、ミラーレス一眼ならではの斬新な撮影機能を期待していると肩すかしを食らうだろうが、そういうカメラは慌てなくてもそのうち出るだろう、と個人的には思ってる。
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