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プロの漫画家が「VRoid Studio」で担当編集の3Dモデルを本気で作ってみた(4/4 ページ)

「できるだけ楽をしてお金を稼ぎたい」。そんな身もふたもないことを堂々と宣言する漫画家が楽しく仕事をサボれるITツールを試していく、そんな連載です。

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 「モデルならいるじゃないスか。目の前に」

 そんな担当M氏のひと言で、なぜか担当編集の3Dモデルを作成することに。VRoid Studioは、3Dモデリングの知識がなくても、ペンツールやマウスを使って直感的に操作できるWindows/macOS向け無料ソフトです。

 髪形、髪色、目の形など、ベースとなるキャラの各パーツのパラメータを調整することで表情や体形を作っていけます。しかし、パラメータを調整するだけでは「M氏の人を殺せるような三白眼」(サダタロー談)を再現できないことに気付き、ペンタブを使ってテクスチャを直接いじってみることに。

 しかし、直接テクスチャを操作するのはなかなか難しく悪戦苦闘。いろいろな操作を試してツール自体に慣れるまでに3時間弱かかり、顔のパーツと体形作成に約1時間、髪形作成に約2時間、服装作成に約1.5時間と、計7〜8時間を要した模様。特に髪形はちょっとでもずれると髪の毛に変なウェーブがかかってしまうため、ペンタブを使って慎重に作業を進めていきました。

 苦労しながらも、何とか担当M氏の3Dモデルが完成! 三白眼もしっかり再現できています。表情を変えたり、いろいろなポーズを取らせたりしているうちに、サダタローさんも3Dモデル作りの楽しさに目覚めていきました。

 「仕事はちゃんとしてくださいよ!」と念を押すM氏ですが、「3Dキャラはこんなにかわいいのに〜」と言われ、「まぁ遊んでもいいけど、ほどほどにしてくださいっす」とまんざらでもない様子。結果的に仕事をサボることに成功したサダタローであった。

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