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「Google One」日本でも提供へ Googleドライブ有料版から自動で切り替え
「Googleドライブ」有料版の名称を変更し、複数人とも共有して使えるようになったクラウドストレージサービス「Google One」の提供が、数週間以内に日本でも始まる。
Google Japanは9月19日、数週間以内に有料のクラウドストレージサービス「Google One」の提供を開始すると発表した。「Googleドライブ」有料版が順次Google Oneに切り替わる。利用者にはメールで知らせるとしている。
Google Oneは「Googleドライブ」の有料版の名称を変更したもので、米国では5月から切り替えが進んでいる。米国では100GB〜30TBの6プランがあり、月額9.99ドルのプランが2TBに倍増(従来は1TB)した他、新たに2.99ドルの200GBプランが追加されている。その他のプランに変更はない。
日本での提供プランや価格などの詳細は明らかにされていないが、Google Oneのヘルプページによると、100GBプランではデフォルト保存容量の15GB(無料プランに相当)に加えて85GBを利用できるという。
また日本でも最大5人のファミリーメンバーとストレージ容量の共有が可能。100GBのプランを3人で共有する場合、ファミリーメンバーにはそれぞれ15GBが割り当てられ、それを超えた場合に共有ストレージ容量の85GBが使用されるとしている。
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