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将棋AIのHEROZ、「カードゲーム専用AI」開発 バンダイが新作ゲームで採用 2019年リリース
HEROZが、バンダイの新作ゲーム向けに「カードゲーム専用AI」を開発した。
将棋AI(人工知能)などを開発するAIベンチャーのHEROZ(東京都港区)は9月26日、バンダイが2019年にリリースするカードゲームアプリ「ZENONZARD」(ゼノンサード)に、トレーディングカードに特化したAI技術を提供したと発表した。ディープラーニングなどで膨大なプレイデータを学習して成長するAIと、対戦や共闘が楽しめるという。
ZENONZARDは、バンダイの新しいデジタルカードゲームブランド「AI CARDDASS」(エーアイカードダス)のゲームアプリ第1弾。AIがプレイヤーとの対戦を通じて、プレイング内容や思考、癖などを学習、個性を持って成長するという。
カードゲームを通じたAI育成の他、対戦で使うカードの組み合わせ(デッキ)のアドバイス、対戦結果の分析機能の実装も予定している。
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「ZENONZARD」(ゼノンサード)の世界観tティーザー映像
ZENONZARDが採用するAIは、目的や用途に応じて必要なデータやエンジンを組み合わせて独自AIを構築できるサービス「HEROZ Kishin」を活用した。
HEROZは09年設立のAIベンチャー。17年5月の「第2期 電王戦」で、プロ棋士・佐藤天彦名人に勝利した将棋AI「Ponanza」(ポナンザ)などの開発実績がある。2016年12月にバンダイナムコと資本業務提携を結んでいた。
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